友人代表スピーチ 3分・標準
ただいまご紹介にあずかりました、新郎の友人の◯◯と申します。僭越ではございますが、友人を代表して一言ご挨拶を申し上げます。
◯◯くん、△△さん、ご結婚おめでとうございます。ご両家の皆さま、本日は誠におめでとうございます。
◯◯くんとは、高校の部活で一緒でした。彼は決して器用なほうではありません。人より時間がかかることを、本人がいちばんよく分かっていて、それでも黙って続ける。朝、誰よりも早くグラウンドにいるのが当たり前になっていました。
三年生の最後の試合で、彼は交代を告げられました。悔しかったと思います。それでも彼は、ベンチに戻ってから最後まで一番大きな声を出していました。あの背中を見て、この人は信用できると思いました。今日この場に呼んでもらえたことを、心から嬉しく思っています。
社会に出てからも、彼は変わりませんでした。仕事で行き詰まった時も、愚痴の代わりに「もう少しやってみる」と言う。その姿勢が、いまの彼の仕事につながっているのだと思います。
△△さんのお話を聞いたのは、二年ほど前のことでした。それまで自分のことをあまり話さなかった彼が、その日は最後まで話し続けていました。人がこんなに変わるのかと、正直おどろきました。△△さん、彼をここまで連れてきてくださって、ありがとうございます。
彼と最後に長く話したのは、去年の秋でした。仕事の帰りに寄った店で、これから先のことを少しだけ話しました。その日、彼が口にしたのは、自分がどうなりたいかではなく、隣にいる人と、どんな時間を過ごしたいかという話でした。順番が変わったのだな、と思いました。
△△さんには、まだ数えるほどしかお会いしていません。それでも、彼の話しぶりから伝わってくるものがあります。無理をさせない人だということ。そして、彼が無理をしそうなときに、それを見つけられる人だということです。
お二人の毎日が、明るく健やかでありますように。友人一同、いつでもそばにおります。本日は、誠におめでとうございます。
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